丸一年通って釣れなかったのに、その後にコツを掴んで
ライギョを狙って2年目。
それまで同級生が掛けてバラした際に使っていた謎のメーカーのミノーの他に、また別の同級生がダイワのバルサミノーマグナムで掛けてバラしたという噂を聞きつけました。
もう、その頃には一緒に釣りに行く常連メンバーも3~4人へと減っていました。
謎のメーカーのミノーでライギョを掛けたI君も、基本的にルアー釣りというよりも単なる釣り好きだった為、もっと簡単に釣れるフナやハゼ釣りへと戻っていきました。
もう、この時期はどうしてもライギョを釣りたくて仕方が無かった時期で、同級生が掛けたというバルサミノーマグナムを買う為に近所の釣具屋に向かいました。
しかし、実際に目の当たりにするバルサミノーマグナムは、その形状とウエイト的に投げにくそうだという理由から購入を断念し、代わりに近くに飾ってある「バスハンターSR」を購入したのです。
ちなみに初めて買ったのがバスハンターのDR(ディープランナー)で、しかもSP(サスペンド)モデルだったので、使いにくいったら、ありゃしなかったのです。
それに比べてSR(シャローランナー)は非常に投げやすく、水面直下30㎝くらいをブリブリ泳いでくるので凄く使いやすく一気にお気に入りルアーになりました。
その後もずっと隣町の沼に通っては、ひたすら毎日バスハンターSRを投げ続けました。
片道30分の山道ですから、1本も釣れずに2年間、よくモチベーションがキープできたものだと我ながら感心します。
そして、夏休みのある日、ついに念願のライギョがヒット!
ガングリップのグラスロッドを鬼の様にブチ曲げて上がって来たのは70㎝の真っ黒いライギョ!
もう嬉しくて嬉しくて、狂気したのを思い出します。
初めて近くで見るライギョは、本に載っている様な綺麗な模様は無く、ほぼ真っ黒でした。
後日、小型の物を釣ると綺麗なグリーン色で模様も綺麗だった事から、大型になると模様が薄くなるんだな…と解釈していました。
あれほど釣れなかったはずなのに
不思議なもので、あんなに釣れなかったライギョが、一本釣れると割とコンスタントに釣れる様になります。
そのうちにライギョのタナだと思われる水深で、ロッドを激しくシャクるとバイトする、またはディープランナー系のプラグ(その時はバスハンターDRやディープ・ウィR、またはフラットレーザーなど)を沈めては浮かしたりすると釣れると肌感覚で知り、自分達のオリジナルアクションだと勝手に思っていました。
この動かし方は、仲間内のシークレットになっていたものの、のちにそれが「トゥイッチング」や「ストップ&ゴー」という名のバスフィッシングのテクニックだと知りました。
まあ、でも自分たちの経験で、そこまで行き着いた事には満足しています。
それだけアホみたいに通い続けていたライギョ釣りだったのです。
